人形のモリシゲ
五月人形・兜飾り-兜選びに困ったら竹雀之兜ー甲冑師 山田一徳 編

春日大社の国宝 赤糸威大鎧(竹虎雀飾)は、その華麗さで日本一著名であり、まさに日本の鎧の珠玉です。また威毛(おどしげ)や革所(かわどころ)などが、殆ど奉納当時のままを保ってきた点でも稀有(けう)の鎧です。 春日大社国宝殿は、国宝に指定される甲冑を日本で一番多く所蔵している美術館で、その数は5点を数えます。特に赤糸威大鎧(竹虎雀飾)は、小中学校の教科書や資料集でもおなじみの日本一豪華な鎧であり、国宝の5点はいずれも日本を代表する甲冑の傑作です。(春日大社公式サイト春日大社 国宝殿より)1000年の時を過ごし今も多くの人々を魅了し語られる幸運な大鎧。春日大社の国宝竹虎之大鎧、日本一豪華で美しいと言われています。全身の装飾金物には竹に96羽の雀を配置し、大袖には竹と虎が配置されています。黒小札に赤糸で縅された大鎧は当時の甲冑師の技術の粋を集めた見事なものです。虎は一夜で千里を走り、必ず寝床に帰ると言われています。武将の勝利凱旋を願う思いが鎧に込められています。また、雀が多い土地は豊作であることから豊作祈願の思いが込められています。そして雀の顔は睨みを利かす鷹の顔に仕立てられています。そして赤糸縅の赤には邪鬼を払う力があるとされています。節句のお祝いに適した鎧飾りとして現代の多くの名工が竹虎之大鎧や竹雀之兜を制作しています。次に紹介する兜は、この春日大社の国宝 赤糸威大鎧(竹虎雀飾)を節句甲冑師 山田一徳が特長を模写し制作した作品です。

8号竹雀之兜ー正絹赤糸縅純金箔押小札兜ー

兜には虎の金物がないため作品名は竹雀之兜となります。

10号竹雀之兜ー正絹赤糸縅純金箔押小札兜ー

兜の抜型鉢(ぬきがたばち)と剥ぎ合わせ金星植込み鉢の違い

純金箔押小札の作業工程と正絹糸

平安春峰のひとりごとー兜選びに困ったら竹雀之兜ー

兜選びに困ったときは、迷わず春日大社国宝模写竹雀之兜をおすすめします。なぜなら、日本の甲冑の中でもとりわけ均整の取れた美しい大鎧であることは勿論のこと・・・お子様の成長と共に、その都度、春日大社の国宝竹虎雀赤糸縅大鎧を見に行き家族であれやこれやとコミニュケーションをとることができるミステリアスな大鎧だからです。冒頭にもご紹介しました、特長に加えてミステリアスな大鎧・・・奈良県春日大社の国宝竹虎雀之赤糸縅大鎧と青森県櫛引八幡宮の国宝菊一文字之赤糸縅大鎧は同じ甲冑師によって制作されたと言われています。どちらの鎧も、誰が奉納したものかわかっていません。源義経が奉納したものではないかとも言われていますが、制作時期からして時代考証的にそうではないようです。私は、春日大社の国宝竹虎雀之大鎧を三度見る機会がありました。見るたびに大鎧が放つ存在感に圧倒されてきました。姿かたちの均整の取れた美しさ、豪華絢爛な金物、本当に千年も前にこれだけの技術があったのだろうかと考えさせられてしまいます。全国の神社仏閣などに奉納されている鎧は多々ありますが、この鎧の存在感は他を圧倒しているのではないかと思います。唯一、同じ甲冑師の制作とされている国宝菊一文字之大鎧が肩を並べる存在感を放っているのではないかと思います。いつの日かこの大鎧に会いに行きたいと思います。遥かに離れた北と南に存在する二領の大鎧、離れて存在することも謎のようです。お子様の成長と共に何度も実物の大鎧を見に行かれることであれやこれやとコミュニケーションをとることで親子の絆を深めてはいかがでしょう。

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